入会後2年以上経った会員様から頂戴したコメントを掲載します。


★私が入会した理由
そもそも私が居合を始めた動機は自分だけの刀を見つけるためでした。では、何故尚士会に入門したかというと、居合に対する考え方や思いが自分に合っていた気がしたからです。実際に入門してみたらお師匠を始め皆さんよい人ばかりで、悪いことは一つもありませんでした。まだ、未成年なので真剣は振らせてもらえませんが、早く段はなくとも有段者に負けないくらいにうまくなりたいと思います。今の悩みはお師匠にたくさん稽古をつけてもらっているのに、上達が遅いことと着替えが遅いことです。私の目標はずばり「お師匠!」。(19歳、天下の素浪人)


★居合抜刀はこわい?
居合抜刀とくに試斬には真剣を使うのでこわいという人がいます。確かに使い方を間違えると大事故につながるのは事実です。しかし、ベテランの指導者のもとで正しい使い方をすれば、事故が起きることはほとんどありません。尚士館でも今までに事故が起きたことは一度もありません。もちろん真剣を扱うだけに生半可な気持ちではできませんが、その緊張感がまたいいのです。摸造刀と真剣ではどんなに形が似ていても全く違います。真剣からこそ武士の魂の息吹が伝わってくるのです。決して日常では味わえない緊張感を味わうことができます。
(日常にマンネリを感じる人)


★居合と抜刀
剣道人の中には居合に対して偏見を持たれる方がいらっしゃいます。また居合をされる方の中にも抜刀(実際に斬るということ)に対して偏見を持たれる人がいます。「止まっているものが斬れたってしょうがない」という人もいます。でも止まっているものも斬れない人が、動いているものが斬れるのでしょうか?普段から空気ばかり斬っていて刃筋や手の内がわかるのでしょうか。本来剣術と居合と抜刀はひとつものだったはず。なのにお互いを誹謗することは天に唾するようなものです。ですから本当はこの三つを学ぶのが一番良いのでしょうが、それには時間や費用、年齢的制約など個人によって事情は異なります。また個人の嗜好もありますので、打ち合いが好きな人は剣道をやればよいし、形を見せたい人は形居合をやればよいし、実際に斬って見たい人は抜刀をやればよいのではないでしょうか。それを今の時代、どれが強いか、実戦的かなどといっても、実践すること自体が不可能なだけにそれはナンセンスです。尚士会では形居合と抜刀の両方が学べるので私は入門しました。(居合抜刀人)


★50歳から始める武道

武道に興味はあるけどやったことのない人、今さら体力的に無理と思っている人、そんな人にぴったりなのが居合抜刀道です。私も学生時代は柔道部に所属してましたが、それから30年以上武道からは遠ざかっていました。そんな私が50歳を過ぎて、ひょうんなことから居合抜刀道を知り、体力的に不安はありましたが道場の門を叩きました。幸い稽古は各自のペースで始められるため、入門に遅すぎるということはありません。試合もありますし、試合場でのあのドキドキ感は、忘れていた若かりし頃の情熱を呼び覚まします。若い人とも互角に戦えるだけにはまります。試合は紋付羽織袴姿で行います。(50代抜刀オヤジ)


★道場を選ぼう
居合抜刀に興味をもったら道場を探さなければなりません。同じ武道ならどこの道場でも同じと考えるのは早計です。自分の目的に合った道場を選ばないと、入門してから「こんなことをやりたかったんじゃないのに~」ということになります。これでは時間の無駄になります。自分は何をしたいのか、ただ刀を振りたいだけなのか、試合でも勝てるようになりたいのか、心身を鍛えたいのか、まず明らかにしましょう。そしてそれに合った道場や先生を探します。ただ、近いという理由だけでは後々後悔することにもなりかねません。早くうまくなりたければ、試合でそれなりの結果を出したいのであれば、よき指導者をじっくり探すことです。(師に苦労した会員)


★刀の選び方
居合抜刀を始める人はみんな刀が好きな人です。そのため入門前に自分で真剣を購入してしまうのですが美術刀と試斬刀は違います。どんなに高価な刀でも斬れるとは限りません。ほとんどの人が入門時には愛刀を持参しますが、先生や先輩の刀に比べてその斬れ味の違いに愕然とします。斬れない刀でいくら練習しても上達はしません。むしろ無理に斬ろうとするため変な癖がついてしまいます。ですからこれから始めたい人は勝手に自分で刀を購入せずに、まず師に相談することをおすすめします。その方が結果的に無駄遣いを防げます。ほとんどの先輩も余計なお金を使ってしまっています。(刀に苦労した会員)