稽古日誌「見せる居合」

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尚士会稽古日誌 基本の基本6 「見せる居合」


11月は演武・大会が続きました。毎週日曜忙しいときは中二日で行事という日もありました。東北大会から始まり、高幡不動での刀道連盟演武・京都護国神社坂本龍馬祭・明治神宮大会・戸山流靖国神社奉納演武など、とても楽しく忙しい月でした。それでは熊先生お願いします。


今回は演武・大会も続いたことであり、見せる居合というものについて語ります。(熊先生談)


基本刀法でもある六段斬りでも、三人の敵でも型でも同じですが、ただ単調に行うのではなく自分なりの物語・流れをつくることが必要であり重要なことです。つまり起承転結を型・試斬のなかにつくるのです。起承転結とは、緩急(急な中に緩やか・緩やかの中に急)居合の間、残心、納刀、美、強弱、長さ、ため、所作などを組み合わせ技の一番いいところを組み込んでゆくのです。


自分なりの起承転結をつくる作業が稽古のなかで必要です。自分でどのように表現していくか、それが演武だと考えます。仕事や一般社会でも同じですが、完成するまでのカテゴリーそしてなにを表現するかが大切なことでなのです。


緊張した自分のコントロールとしては場をのむこと。場ののみ方もいろいろです、とはいえ難しい。自分自身のコントロール、これも一般社会で通用すること。結果を恐れず所作をしっかり最後まで気を抜かないでやりきるところが大切なことです。演武・大会などを考えて日々の稽古、大事なことです。


         


11月18日に明治神宮で行われた奉納演武のスナップです。

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